10月に種まきできる野菜9選!家庭菜園におすすめ!
株式会社グリーンフィールドプロジェクト代表
松﨑 英(まつざき ひで)
2010年、農業に憧れて脱サラ。有機の種に興味を持ち、2012年にグリーンフィールドプロジェクトを創業。日本になかった有機種子を初めて導入し、「ヨーロッパから輸入した有機種子」および「国内で採種した有機固定種」を販売。有機種子の普及をめざし日々奮闘中です!
こんにちは!グリーンフィールドプロジェクト代表の松崎です。
10月はさわやかな気候で涼しくなるので、種まきにおすすめの時期です。
今回は有機のタネ屋より、10月に種まきできる家庭菜園におすすめの野菜9種類をご紹介します!
短期間から長期間の栽培までさまざま。今から種まきして楽しみましょう!
10月の種まきのメリット
梅雨や真夏の時期は高温多湿になりやすいため、病害虫が出やすいです。
秋は気温が下がって病害虫が出にくくなるため、家庭菜園をされる方は10月の秋まきがおすすめです。
10月に種まきできる野菜9選!
1.レタス
・キク科
・発芽適温:15℃~20℃/生育適温:18℃~23℃
※25℃以降は休眠状態になり発芽しずらくなります。
レタスは涼しい気候を好むため、春・秋の生育に適しています。
日当たり、風通しのよい場所を好みます。
★レタスの種まきのポイント
レタスは好光性種子(発芽に光を必要とする)になります。種を深くまきすぎると発芽しないことがあるため、種が隠れる程度に播いてから薄く土をかぶせてください。
(1)リーフレタス(ブラックシーデッドシンプソン/緑)
黒い種が珍しいことで有名なリーフレタス(非結球)で、葉色は綺麗な淡緑色です。
サラダの主役に、レタス巻きの料理に、いろんな家庭料理でお楽しみ下さい。
株ごと収穫してもよいですが、必要な量の葉を少しづつ収穫すると長期に渡って収穫を楽しめます。
●収穫適期:種まきから70日~80日
リーフレタス(ブラックシーデッドシンプソン/緑)の有機種子はこちら
(2)リーフレタス(オークリーフ/ブロンズコカルド)
葉のフチがきれいな銅色に染まるグリーンレタス。葉勢強い、とう立ちしにくい早生タイプ。
サラダやサンドイッチにピッタリです。株ごと収穫してもよいですが、必要な量の葉を少しづつ収穫すると長期に渡って収穫を楽しめます。
●収穫適期:種まきから70日~90日
リーフレタス(オークリーフ/ブロンズコカルド)の有機種子はこちら
(3)サラダ菜/リーフレタス(バターヘッドレタス)
ボリュームがあり、結球・外葉が早く、外葉がゆっくり覆っていく、収穫期間が長いサラダ菜です。しっとりした柔らかい葉が特徴のバターヘッドレタスです。 サラダの主役に、レタス巻きの料理に、いろんな家庭料理で、しっとりした柔らかい食感が楽しめます。
●収穫適期:種まきから60日~80日
サラダ菜/リーフレタス(バターヘッドレタス)の有機種子はこちら
2.キャベツ
・アブラナ科
・発芽適温:15℃~30℃/生育適温:15℃~20℃
キャベツは、暑さに弱く涼しい気候を好みます。
日当たり、水はけのよい場所での栽培がおすすめです。
★キャベツの種まきのポイント
レタスは好光性種子(発芽に光を必要とする)になります。種を深くまきすぎると発芽しないことがあるため、種が隠れる程度に播いてから薄く土をかぶせてください。
(1)カーボロネロ/黒キャベツ
深緑のちりめん状の凹凸の葉が特徴の、ケール系のイタリア在来野菜です。 スープや煮込み料理に最適、サラダ・ケールチップでもおいしくいただけます。青汁の原料としても使えます。
●収穫適期:種まきから80日~90日
カーボロネロ/黒キャベツの有機種子はこちら
(2)赤キャベツ(ロイヤルパープル)
赤紫色がきれいなキャベツです。一般的なキャベツより固い球に仕上がるので、冷所で長期保存できます。
薄くスライスして生でサラダに、また酢漬けにすると酢の酸に反応して鮮やかな赤紫色に変わります。
●収穫適期:種まきから180日前後 (定植から130日前後)
赤キャベツ(ロイヤルパープル)の有機種子はこちら
赤キャベツのレシピはこちら
3.コールラビ(ノリコ/薄緑)
・アブラナ科アブラナ属
・発芽適温:15℃~30℃/生育適温:15℃~23℃
ヨーロッパでは一般的な野菜で、球状に肥大した薄緑色の茎部を食べます。ブロッコリー茎部に似た風味に甘味が加わった味わいで、生でも炒め物でも シャキシャキとした食感でおいしくいただけます。
★コールラビ(ノリコ/薄緑)の種まきのポイント
のらぼう菜は、好光性種子(発芽に光を必要とする)になります。
種を深くまきすぎると発芽しないことがあるため、種が隠れる程度に播いてから薄く土をかぶせてください。
●収穫適期:種まきから60日~80日
コールラビ(ノリコ/薄緑)の有機種子はこちら
コールラビ(アスルスター/紫)の有機種子はこちら
コールラビのレシピはこちら
4.水菜
・アブラナ科
・発芽適温:20℃~25℃/生育適温:15℃~20℃
シャキシャキでおいしい!純白で細長い茎に刻み葉が特徴の日本で最もポピュラーなタイプの水菜です。
トンネル栽培なら、冬の種まきで越冬させて収穫することも可能です。
★水菜の種まきのポイント
水菜は、好光性種子(発芽に光を必要とする)になります。
種を深くまきすぎると発芽しないことがあるため、種が隠れる程度に播いてから薄く土をかぶせてください。
●収穫適期:春まき 45日〜60日/秋まき 55日〜70日
※大株に育てたい場合はさらに20日ほど育てます。
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5.白菜(エミコ)
・アブラナ科
・発芽適温:20℃~25℃/生育適温:15℃~20℃
球長30~35cm、1~1.5kg程度のコンパクトな白菜で早生品種です。鍋物・炒めものに、日本の白菜と同じ味わいの白菜です。 冷蔵庫にも納めやすく、やや小さめのサイズ(長さ30cm程度)も魅力です。
★白菜の種まきのポイント
白菜は、好光性種子(発芽に光を必要とする)になります。
種を深くまきすぎると発芽しないことがあるため、種が隠れる程度に播いてから薄く土をかぶせてください。
●収穫適期:種まきから90日~100日前後(定植から60日前後)
白菜(エミコ)の有機種子はこちら
6.のらぼう菜
・アブラナ科アブラナ属
・発芽適温:15℃~20℃/生育適温:5℃~20℃
茎と花蕾を食べる西洋なばなの一種。江戸時代から関東に根付く伝統野菜。炒め物や煮物に。生でもほんのり甘く美味です。
★のらぼう菜の種まきのポイント
のらぼう菜は、好光性種子(発芽に光を必要とする)になります。
種を深くまきすぎると発芽しないことがあるため、種が隠れる程度に播いてから薄く土をかぶせてください。
●収穫適期:種まきから約150日
のらぼう菜の有機種子はこちら
今回は有機のタネ屋より、10月に種まきできる野菜9選をご紹介しました!
種まきのしやすいこの時期に、こだわりの有機のタネからぜひ育ててみてください!