トマト(中玉マティナ)の育て方のポイントは? | グリーンマーケット編集部
トマト(中玉マティナ)を種から育てる方法をご紹介!育てやすい環境、種まきの時期や収穫時期、保存方法、トマト(中玉マティナ)に寄ってくる害虫についてご紹介します!
トマト(中玉マティナ)とは?
早生タイプで丈夫な品種で路地栽培、ハウス栽培どちらでも育てやすい品種です。果実全体が明るい赤色になる、ゴルフボール大のサイズです。甘味と酸味のバランスが非常によく、ビタミンC、カロテン、リコピンが豊富に含まれています。
トマト(中玉マティナ)の育てやすい環境
日当たりの良い、比較的涼しい環境を好みます。湿気が多く湿度の高い場所を嫌います。またバジルと一緒に育てるとトマトにとって余分な水分をバジルが代わりに吸収してくれます。
トマト(中玉マティナ)の種まき
トマト(中玉マティナ)の種まき時期は3月~5月で、発芽適温(芽を出すために適した温度)は20℃~30℃です。
1.土が乾燥していると発芽しにくいので、種を播く前にたっぷりと水をかけましょう。
2.ポットに2粒〜3粒種まきします。
3.種まき後は土の表面が乾燥しないよう、土の表面に水やりをしましょう。
<栽培のポイント>早春から種まきする場合は、育苗の際に20℃以上確保しましょう。
トマト(中玉マティナ)の育て方(発芽後)
発芽してポットの本葉が2枚~3枚出てきたら、大きくなりそうな苗を1本に間引きます。第一花房に花や蕾がついた頃、株間を約40cm~50cmとってプランターか畑へ植え替えます。(条間75cm)背丈は1.5cm前後あるので支柱を立てて育てます。生育の目安は種まきから定植まで約50日~60日になります。
トマト(中玉マティナ)の収穫時期
定植から収穫開始まで55日~80日で、1果の重量は70g~90gです。トマト(中玉マティナ)はヘタの周りまで赤く熟したら収穫しましょう。同じ株でも、日の当たり方などでも熟し方は異なりますので、熟したものから収穫してください。
トマト(中玉マティナ)の病害虫
トマト(中玉マティナ)の実に穴が開くと「オオタバコガ」または「タバコガ」が潜んでいる可能性があります。ヘタの周りに虫がいないかを確認し、穴が開いてしまったトマト(中玉マティナ)は身ごと必ず取り除きます。また、梅雨明けに発生しやすいのがハダニなので、こまめに葉に水をあげてください。
その他にも「うどんこ病」、「灰色かび病」、「炭疽病」には気をつけましょう。
また、コンパニオンプランツにおすすめなのはミニトマト(ラウンドレッド)と一緒にバジルかニラを植えることです。害虫を遠ざけることができます。ミニトマト(ラウンドレッド)とニラを一緒に植えた場合は、ニラの根が「うどんこ病」を抑えてくれます。
トマト(中玉マティナ)の保存方法
トマト(中玉マティナ)は冷蔵庫で保存するイメージが強いですが、常温または冷凍でも保存ができます。
●保存方法(常温)
直射日光を避け、ヘタを下にして新聞紙で1個ずつ包みます。通気性の良いザルやかごの上に置きます。トマト(中玉マティナ)を常温で置いて熟させると、リコピンが増加します。保存期間は2日~3日程度です。
●保存方法(冷蔵)
完熟したトマト(中玉マティナ)は傷みやすいので、衝撃を守るためにキッチンペーパーで1個ずつ包んで保存袋に入れて冷蔵庫で保存します。常温と同様に、ヘタを下にして置くと長持ちします。保存期間は2週間程度です。
●保存方法(冷凍)
ラップはせずに、丸ごとかカットして保存袋に入れて冷凍庫で保管します。保存期間は約1ヶ月程度です。
トマト(中玉マティナ)の楽しみ方
生で食べるのはもちろん、シチューに入れるなど加熱用のトマトとしてもお楽しみいただけます。
●コンパニオンプランツのおすすめの有機種子