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推奨播き時を過ぎても育つ?10月播種ケールの栽培記録【厚木市】

こんにちは!
グリーンフィールドプロジェクトの畑の栽培を担当している、稲川です。

弊社では3品種のケールの種を販売していますが、播き時は3月~7月を推奨しています。
今回は、神奈川県厚木市で10月にケールを播種して栽培に成功した記録をご紹介します!

 


なぜ10月播きでもうまくいったのか?

ケールの種袋には「播き時:3月〜7月」と書かれていることが多く、10月に播くのは遅いのでは?と思うことがあります。
ですが、神奈川県厚木市では10月播きでも問題なく育てることができました。

理由は10月の気温がケールに合っていたからです。厚木市の10月は、日中は20℃前後、朝晩も10℃以上ある日が多く、ケールが発芽しやすく、育ちやすい温度が続きました。

ケールは暑さが苦手で涼しい気候を好む野菜です。真夏のような強い暑さがない10月は、ケールにとってストレスが少なく、初心者でも管理しやすい時期だと感じました。種袋の播き時はあくまで目安で、地域の気候を見れば、厚木市では10月播きは十分可能だと言えます。

 

実際の生育の様子



10月3日に播種したところ、数日で発芽しました。日中は20℃前後あったため虫食いの影響が少なくなるように防虫ネットをしています。

10月中旬には本葉が出始め、株はヒョロヒョロせず、葉も厚みがあってしっかりしていました。成長スピードは春や夏よりゆっくりですが、その分、安定して育っている印象です。

 


11月になると気温が下がり、生育はさらにゆっくりになりますが、葉の色は濃く、元気な状態が続きました。害虫もほとんど見られず、水やり以外に特別な手入れは必要ありませんでした。

 

11月下旬になると冬の変わり目の気温になっていましたが、ゆっくり育っていました。

結果として、10月播きでも大きな失敗がなく育てることができました。

秋播きケールで注意すべきポイント

播種後に土を乾かさないことです。10月は空気が乾燥しやすく、表面が乾くと発芽しにくくなります。発芽までは、土の表面が乾かないように軽く水やりを続けました。

また、秋は害虫が少ない時期ですが、播種直後はアオムシなどが出ることもあります。心配な場合は、最初だけ防虫ネットを使うと安心です。

11月以降は水のやりすぎに注意します。気温が下がると土が乾きにくくなるため、様子を見ながら水は控えめにします。

 

 

今回は、神奈川県厚木市で10月にケールを播種して栽培に成功した記録をご紹介しました。

厚木市では、ケールの10月播きは「遅い」どころか、育てやすい時期だったと感じています。
秋播きケールに興味のある方はぜひチャレンジしてみてください!

 

今回ご紹介したケールの有機種子

稲川さんブログ掲載用プロフィール

 

株式会社グリーンフィールドプロジェクト
稲川 更平 Kohei Inagawa

茨城県出身。大学卒業後は塾講師の仕事をしていたが、友人の紹介で近所の有機栽培をしている農園に手伝いに行くようになり、農業の面白さに気付いて転職。農園では年間50種類以上の野菜を有機無農薬で育てていた。2024年11月、株式会社グリーンフィールドプロジェクトに入社。1ヵ月の研修ののち、自社の畑・田んぼの担当となる。