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ホーリーバジルの育て方のポイントは? | グリーンマーケット編集部

ホーリーバジルの画像

ホーリーバジルを種から育てる方法をご紹介!育てやすい環境、種まきの時期や収穫時期、保存方法、ホーリーバジルに寄ってくる害虫についてご紹介します!

 

ホーリーバジルとは?

ホーリーバジルはバジルの種類で、別名トゥルシー・カミメボウキとも呼ばれます。インドでは聖なるハーブとして伝統医術「アーユルヴェーダ」で用いる薬草として長く使われています。スパイシーな強い香りが特徴で、初心者でも手軽に栽培しやすいと言われています。

 

ホーリーバジルの育てやすい環境

ホーリーバジルは日当たり・風通しの良い屋外を好みます。日当たりの悪い場所だと通常のものよりも小さく育ったり、軟弱徒長もしやすくなります。小さなスペースでも、プランターやポットで手軽に育てることができます。もちろん畑でも栽培できます。

 

ホーリーバジルの種まき

ホーリーバジルの発芽適温(芽を出すために適した温度)は20℃のため、暖かい時期の3月~6月初旬が播き時です。

1.土が乾燥していると発芽しにくいので、種を播く前にたっぷりと水をかけましょう。

2.ポットまたはプランターへ、2粒~3粒ずつ種まきします。(プランターの場合は20cm~30cm間隔で種まきしてください。)

3.種まき後、数日〜1週間程度で発芽します。それまでは土の表面が乾燥しないよう、土の表面に水やりをしましょう。

<栽培のポイント>土全体に水を上げすぎてしまうと、過湿になり発芽不良を起こしやすくなります。

※8月~9月の暑い時期は、直射日光が直接当たると高温障害により発芽不良を起こしやすいため、暑い時間帯は直射日光が当たらない場所(室内など)で管理したり、水切れを起こさないようにしましょう。

 

ホーリーバジルの育て方(発芽後)

発芽して本葉が2枚ぐらい出てきたら、大きくなりそうな苗を残して間引きます。間引きしたスイートバジルはそのまま食べられます。乾燥に弱い植物のため、ポットやプランターで育てる際には、表面の土が乾いたらなるべく朝の時間帯で土全体に水やりをしましょう。

※特に8月~9月の暑い時期は水を吸収しやすいので、たっぷり水やりをしてください。また、寒さに弱いので気温が低い時期の夜間には室内で管理しましょう。

 

ホーリーバジルの収穫時期

種まきから60日~70日ほどで収穫が開始できます。苗が20cm程になると先端を摘心もかねて摘みます。主枝の横から出てくる脇芽を伸ばす株が充実し収量を増やすことができます。

 

ホーリーバジルの病害虫

ホーリーバジルはハーブの種類で匂いが独特なため、虫が寄ってこないイメージがありますが、蛾の幼虫「ヨトウムシ」、ハダニ、アブラムシの発生が稀に見られる場合もあります。見つけしだい捕殺してください。特に葉裏につくことが多いため、こまめに確認しましょう。

その中でも、特にヨトウムシには注意してください。日中は土の中で眠っていますが、「夜盗虫」という名の通り夜になると活動を開始します。野菜の葉脈を残して、やわらかい部分の葉をほとんど食べつくしてしまうため、一晩で丸坊主になることもあります。

また、コンパニオンプランツとしておすすめなのはスイートバジルと一緒にトマトやミニトマトを植える事です。害虫を遠ざける効果があるとされています。

 

ホーリーバジルの保存方法

ホーリーバジルは乾燥と寒さが苦手な植物です。収穫後に冷蔵庫へそのまま入れてしまうとしんなりして葉が変色してしまいます。ひと手間かけることで長持ちさせることができます。

●保存方法(常温)

茎がついている場合はコップに水を入れて、お花のように活けて室内で保存できます。保存期間は1週間程度です。

●保存方法(冷蔵)

湿らせたペーパータオルに葉っぱのみを挟んで保存容器に入れてください。保存期間は1週間程度です。

●保存方法(冷凍)

葉っぱのみをラップへ包んで保存容器に入れてください。保存期間は3週間程度です。

 

ホーリーバジルの楽しみ方

ホーリーバジルは、タイ語で「ガパオ」と呼ばれていているそうです。日本でも人気のガパオライスに合います。また、リナロールやオイゲノールと呼ばれる精油成分が含まれているので、リラックス効果があると言われています。牛乳と合わせてチャイにしてみるのもおすすめです。

 

 


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