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ナス(ビオレッタ)の育て方のポイントは? | グリーンマーケット編集部

ナス(ビオレッタ)のイメージ画像

ナス(ビオレッタ)を種から育てる方法をご紹介!育てやすい環境、種まきの時期や収穫時期、保存方法、ナス(ビオレッタ)に寄ってくる害虫についてご紹介します!

 

ナス(ビオレッタ)とは?

イタリア・フィレンツェ発祥で古くから愛されている品種です。20cm~25cmの長さにもなる、やや長めのナスです。主茎は70cm〜90cmになります。

 

ナス(ビオレッタ)の種まき

ナス(ビオレッタ)の種まき時期は3月~5月で、発芽適温(芽を出すために適した温度)は20℃~30℃です。

1.土が乾燥していると発芽しにくいので、種を播く前にたっぷりと水をかけましょう。

2.ポットに2粒〜3粒種まきします。(ラップなどで覆うなどすると温度が上がります) 。

3.種まき後は土の表面が乾燥しないよう、土の表面に水やりをしましょう。

<栽培のポイント>

日中の温度は25℃以上が発芽に最適です。また、昼と夜の温度差があるほうが発芽率が良く、揃いも良くなりやすいです。

 

ナス(ビオレッタ)の育て方(発芽後)

発芽してポットの本葉が5枚~7枚出てきたら、大きくなりそうな苗を1本に間引いて、株間を50cmとってプランターか畑へ植え替えます。支柱を立てて、2枚~3本に仕立てて育てます。

<育苗のポイント>

ナスは高温性作物のため、3月~4月の育苗時は温度が足りず生育不良(発芽不良や遅延、苗落ち)が起こりやすいです。発芽~本葉の1枚~2枚目程度までの時期は、夜温でも20℃以上が適温になります。それ以降も夜温15℃以上が生育適温になります。上記を確保できない場合は、夜温を極力上げる工夫を行うことと、日中の温度を確保することが重要になります。

 

ナス(ビオレッタ)の収穫時期

収穫開始の目安は種まきから75日~90日です。

 

ナス(ビオレッタ)の病害虫

梅雨明けの時期はハダニが発生しやすくなるので水が不足しないようにしましょう。

ナス(ビオレッタ)の葉に茶褐色の網目状の跡があったら、テントウムシダマシに食べられている可能性があります。見つけ次第、駆除しましょう。その他にも「うどんこ病」には注意してください。

また、コンパニオンプランツにおすすめなのはナス(ビオレッタ)と一緒にイタリアンパセリを植えることです。害虫を遠ざけることができます。

 

ナス(ビオレッタ)の保存方法

ナスは水分が蒸発しやすいため、風に当たると早くしなびてしまいます。ひと手間かけることで長持ちさせることができます。

 

●保存方法(常温)

室温が15℃以下であれば、常温で保存しても大丈夫です。保存する際は水分が逃げないよう、新聞紙やラップに包んでおきましょう。保存期間は3日程度です。

●保存方法(冷蔵)

ナスを1本ずつラップに包みます。保存袋に入れて冷蔵庫で保存します。保存期間は1週間程度です。

●保存方法(冷凍)

乱切りや輪切りなど使いやすい大きさにカットし、保存袋に入れて冷凍庫で保存します。保存期間は1ヶ月程度です。

 

ナス(ビオレッタ)の楽しみ方

イタリアで長く愛されるビオレッタは、パスタやピザなどの具材におすすめです。また日本の多くの品種と同じような味・形なので、日本で定番のナス料理にもおいしくいただけます。

 

 

●コンパニオンプランツにおすすめの有機種子