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2024年のトマトの生育状況!

こんにちは!

グリーンフィールドプロジェクトの畑の栽培を担当している、落合です。

昨年会社の畑で育てたトマトは、元肥を入れて栽培をおこなった影響からか肥料過多になってしまいました。
今年は草生栽培(作物以外の草を生やして栽培する農法)でトマトを栽培しました。今回はその様子をご紹介します。

昨年のトマト栽培の様子(トマトの肥料過多について)はこちら
草生栽培について詳しくはこちら

 


トマトの栽培の様子

3月中旬に種まき・育苗をおこない、その後定植。種まきから90日くらいたった6月中旬。
定植後に苗の元気がなくなり生育不良となったため、急遽追肥をしました。草生栽培1年目で地力がまだまだ弱いため様子を見ていきます。

 

種まきから120日ほどたった7月上旬~中旬。

今年は元肥をおこなっていないからかもしれませんが、肥料過多の原因でもある「葉や枝が下を向く」「節間が詰まる」「葉が大きくなって内側にクルンと丸まってしまう」「株の茎が太くなる」などという症状にはなりませんでした。

また、芽かきをこまめにおこない風通しをよくして、実がつきやすいようにしています。

 

その後の7月下旬の様子。やはり肥料過多とみられる症状は出ませんでした。

この品種は、昨年より販売している「中玉グリーンゼブラ」という中玉トマト。果実は緑色ベースに黄色い縦縞模様が入ったユニークな色が特徴的です。

 

果実の薄緑色が黄色に変化していくと収穫適期になります。

 

中玉グリーンゼブラを切ってみると断面もそのまま緑色。味はとてもさっぱりしています!

日本のトマトは甘い品種が多いイメージなので、さっぱりしたトマトが食べたい方はぜひ育ててみてください!サラダにして食べたり、加熱料理もおすすめです。

 


 

今回は、2024年のトマトの生育状況についてご紹介しました!

肥料の量(バランス)は野菜によっても様々だと思います。今回は定植後に生育不良となったため急遽追肥をしましたが、来年は草生栽培2年目となるため、緑肥の力で育ってほかの肥料は入れなくてもよいなど、また状況が変わってくるかもしれません。野菜をよく観察しながら栽培していきたいと思います。

 

今回ご紹介した商品

中玉グリーンゼブラの画像


中玉トマト(グリーンゼブラ)

早生タイプで、果実は緑色ベースに黄色い縦縞模様が入ったユニークな色が特徴的です。ジューシで甘みはしっかりあり、さっぱりした味わいが特徴です。1果の重量は70~100gです。甘味と酸味のバランスが良く、生でおいしくいただけます。色合いが珍しくかわいいので、サラダのトッピングに最適です。

●播き時:3月~5月
●収穫開始期:種まきから80日程度

 

中玉トマト(グリーンゼブラ)の有機種子はこちら

 



グリーンフィールドプロジェクトでは、日本の固定種を残していきたい想いから、2017年6月21日よりSAVE THE SEED (セーブ・ザ・シード)プロジェクトの活動をしています。


現在、種苗会社のブリーダー経験者の方や、自然農法国際研究開発センターのプロの育種家の方などから技術教育を受けながら、有機の種での育種・採種に取り組んでいます。