北風ぴゅーぴゅーの秋。
外は寒いので、おうちの中でゆっくり温まりたい季節です。
家庭菜園が思うようにできないこの時期は、春になったらどんな菜園づくりをしようかな、何を植えようかな、と想いを馳せています。
そんな季節にぴったりの、菜園のヒントになりそうな本をご紹介します。
これからご紹介する本の中には、すでに新刊が手に入らないものもありますが、いずれも名著。
栽培に携わってきた有機のタネ屋スタッフの一押しシリーズです!
【ベランダ菜園セラピー】宮田範子(著)
「ガーデンセラピー」という言葉を聞いたことはありますか?
土いじりしたり、花を楽しんだり、植物の生長をまじかに見て触れることで五感を刺激し、健康的なライフスタイルをつくるセラピーです。
私自身「毎日パソコン仕事でなんだか疲れる~!」と思った時に、菜園に行って苗を植えたりハーブを収穫したりして、自然に触れるだけでなんだかリフレッシュします。
「栽培してみたいけど難しそう・・・」
「うちはマンションで狭いから無理・・・」
そんな方におススメの本です。
こちらは当社の「発芽野菜アンバサダー」で活動していただいている宮田範子さんの著書です。
2008年から始めたベランダ菜園のブログ「大好きベランダ菜園」が人気になり、1日のアクセス数が1万件以上に。
テレビ、新聞、雑誌などメディア出演でも多数活躍されています。
ベランダ菜園初心者さんにお勧めの本です。
「ベランダ菜園セラピー」はこちら>>>ベランダ菜園セラピー
【Green Finger ポタジェ】藤井純子(著)
「ポタジェ」は、フランスの修道院から始まったと言われる菜園のスタイルです。
食料として野菜を、薬としてハーブを育て、花、果樹などいろいろな植物を混植します。
食べたいものを作るだけでなく、菜園の形も美しく整うので、野菜やハーブに水やりしに行くだけでも素敵な庭園を歩いているような気分になって癒されます。
お庭造りに悩んでいる方にもおススメです。
「Green Finger ポタジェ」はこちら>>>Green Finger ポタジェ
【食べることも愛することも、耕すことから始まる】クリスティン・キンボール(著)
ハーバード大学卒業、都会育ちの女性が、ひょんなことから有機栽培で自給自足を目指す青年と恋に落ち、田舎で農業をすることを選んだ実話。
以前、ブログ記事でもご紹介させていただきました。
自分の人生をより充実したものにするために、人は何かを捨て、何か別のものを選択し、新しいものを得たり発見したりするんですね。
戸惑いながらも、全編に生きることへの喜びが感じられる本です。
本格的に田舎で農業しようと考えている方におすすめですよ!
「食べることも愛することも、耕すことから始まる」はこちら>>>食べることも愛することも、耕すことから始まる —脱ニューヨーカーのとんでもなく汚くて、ありえないほど美味しい生活
【雑食動物のジレンマ】マイケル・ポーラン(著)
現代の食べ物の原料はどこからくるのか? どんなふうに加工されているのか?
化学添加物も遺伝子組換えもない「本物の」食材だけで食事を作りたい!
でも、「本物の」食材って結局なんだろう?
ということで、ジャーナリストの著者が出会った食材のルーツを徹底的に追跡するという内容。
まさに、「食べ物」をめぐる冒険です。
野菜やハーブを栽培する目的は、もちろん「食べること」。
「食べること」に関心のあるすべての菜園愛好家の方におススメします。
「雑食動物のジレンマ」はこちら>>>雑食動物のジレンマ 上──ある4つの食事の自然史