10月に種まきできるお花7選!プランター栽培におすすめ!
株式会社グリーンフィールドプロジェクト代表
松﨑 英(まつざき ひで)
2010年、農業に憧れて脱サラ。有機の種に興味を持ち、2012年にグリーンフィールドプロジェクトを創業。日本になかった有機種子を初めて導入し、「ヨーロッパから輸入した有機種子」および「国内で採種した有機固定種」を販売。有機種子の普及をめざし日々奮闘中です!
こんにちは!グリーンフィールドプロジェクト代表の松崎です。10月に入ってから急激に気温が下がってきて
本格的な秋らしさを感じるようになりました。
今回は有機のタネ屋より、10月に種まきできるプランター栽培におすすめのお花を7種類ご紹介します。
10月に種まきできるプランター栽培におすすめのお花7選!
1.ボリジ
小さく可憐な花ですが、ボリジはγリノレン酸が豊富です。ボリジから作られたボリジオイルは、抗炎症作用などが期待され世界中で販売されています。青色の花とキュウリのような香りの葉が特徴の、背丈50cm~1m程度の大株に育つハーブです。星のような形の青い花を咲かせるので、別名「スターフラワー」とも呼ばれています。
●発芽適温:20℃前後/生育適温:15℃~20℃
●形態:一年草
●背丈:50cm~1m
★ボリジの育て方
1.株間を30~40cmとって、点まきで3~4粒種まきして土を薄く被せます。
2.種まき後は、土の表面が乾いてきたら水やりをしてください。
3.過湿を嫌います。葉茎が混みあってきたら、風通しをよくするためこまめにカットします。
4.種まきから約60日が収穫開始の目安です。葉は種まきから約40日から収穫開始できます。青色の花を適宜収穫します。
ボリジの有機種子はこちら
2.ナスタチウム
花は柔らかく、葉はスパイシーな味わいのエディブルフラワー。つる性で枝分かれし、たくさん花を咲かせますので観賞用としても楽しめる一年草のハーブです。
●発芽適温:15℃~25℃/生育適温:10℃~20℃
●形態:一年草
●背丈:20cm~1m
★ナスタチウムの育て方
1.株間を30~40cmとって、種の直径の2倍までの深さに1粒ずつ種まきします。
2.種まき後は、土の表面が乾いてきたら水やりをしてください。
3.過湿を嫌うので、日当たり・風通しをよくして育てましょう。
4.種まきから約60日~70日が収穫開始の目安です。
ナスタチウムの有機種子はこちら
3.ナスタチウム/エンプレス オブ インディア
花は柔らかく、葉はスパイシーな味わいのエディブルフラワー。つる性で枝分かれし、たくさん花を咲かせますので観賞用としても楽しめる一年草のハーブです。
●発芽適温:15℃~25℃/生育適温:15℃~20℃
●形態:一年草
●背丈:20cm~1m
★ナスタチウム/エンプレス オブ インディアの育て方
1.株間を30~40cmとって、種の直径の2倍までの深さに1粒ずつ種まきします。
2.種まき後は、土の表面が乾いてきたら水やりをしてください。
3.過湿を嫌うので、日当たり・風通しをよくして育てましょう。
4.種まきから約60日~70日が収穫開始の目安です。
ナスタチウム/エンプレス オブ インディアの有機種子はこちら
4.カレンジュラ(オレンジ)
鮮やかなオレンジ色の花が美しいカレンジュラ。観賞用の花としても、エディブルフラワーとしても楽しめます。高さは35センチほどになります。オレンジ色の花びらをちぎって生でサラダに、また乾燥させた花びらをサフランのように食材の色付けに使用できます。
●発芽適温:20℃前後
●生育適温:15℃~20℃
●形態:一年草
★カレンジュラ(オレンジ)の育て方
1.株間を20~25cmとって、1粒ずつ種まきして土を薄く被せます。
2.種まき後は、土の表面が乾いてきたら水やりをしてください。
3.過湿を嫌うので、日当たり・風通しをよくして育てましょう。
4.暖地では、9月~11月に種をまいて早春から初夏にかけて花を咲かせます。寒地では、春に種をまいて夏に花を咲かせます。
カレンジュラ(オレンジ)の有機種子はこちら
5.カレンジュラ(フラッシュバック ミックス)
独特の色合いのエディブルフラワーで、咲き方も一重・二重・三重咲きとそれぞれなので、いろんな花を一度に楽しめます。エディブルフラワーで味はピリッとした辛みと若干苦みがあります。生のままサラダの彩りに加えたり、花びらを乾燥させて加熱料理にのせてもおいしくいただけます。
●発芽適温:20℃前後
●生育適温:15℃~20℃
●形態:一年草
★カレンジュラ(フラッシュバックミックス)の育て方
1.株間を20~25cmとって、1粒ずつ種まきして土を薄く被せます。
2.種まき後は、土の表面が乾いてきたら水やりをしてください。
3.過湿を嫌うので、日当たり・風通しをよくして育てましょう。
4.暖地では、8月~10月に種をまいて早春から初夏にかけて花を咲かせます。寒地では、春に種をまいて夏に花を咲かせます。
カレンジュラ(フラッシュバック ミックス)の有機種子はこちら
6.ビオラ/3色スミレ(トリコロール)
花や若葉を食べることができるエディブルフラワーです。
近代種のビオラ・パンジーの原型種としても使用される固定種のビオラで、紫・黄・白色の3色です。草丈は10~30㎝です。
●発芽適温:20℃前後/生育適温:15℃
●形態:一年草
●背丈:10~30cm
★ビオラ/3色スミレ(トリコロール)の育て方
1.株間を20cmとって、1粒ずつ種まきして土を薄く被せます。
2.種まき後は、土の表面が乾いてきたら水やりをしてください。
3.過湿を嫌うので、日当たり・風通しをよくして育てましょう。
4.冬にも花を咲かせますが、春先から5月の間にたくさん花を咲かせます。
ビオラ/3色スミレ(トリコロール)の有機種子はこちら
7.ペインテッドセージ
背丈は40~50cm前後に伸びる一年草です。ピンク色の苞葉と花はエディブルフラワーとしてお楽しみいただけます。切り花やドライフラワーとしても人気です。
●発芽適温:20℃~25℃/生育適温:15℃~20℃
●形態:一年草
●背丈:40~50cm
★ペインテッドセージの育て方
1.株間を30cmとって、1粒ずつ種まきして土を薄く被せます。
2.種まき後は、土の表面が乾いてきたら水やりをしてください。
3.過湿を嫌うので、日当たり・風通しをよくして育てましょう。
4.春から夏の間に花を咲かせます。
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一年草とは
一年草とは、種をまいたその年に発芽し、花が咲き、種をつけて枯れるサイクルが一年以内の植物のことです。別名「一年生草」「一年生」とも言われています。
一年草のメリット
・生長スピードが速く、大きな花を咲かせる植物が多い
・生育期間が短く、違う種類の花の入れ替えが簡単にできる
・枯れた花から種を取れれば、来年も育てることができる
今回は、10月に種まきできる、プランター栽培におすすめのお花を7種類ご紹介しました!
気温が下がってくると、お花の生育スピードがゆるやかになりますが見守っていきましょう。
こだわりの有機のタネから、ぜひお花を育ててみてください!