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6月に種まきできる野菜3品種!



こんにちは!

グリーンフィールドプロジェクトの畑と田んぼの栽培を担当している、白井賢太朗です。

連日20℃を超えて暑さを感じるようになってきました。畑では夏野菜の定植をしている方も多いのではないでしょうか。
今回は、昨年育てやすかった野菜の中で6月に種まきできる野菜をご紹介します!

 


かぼちゃ(黒皮栗)
・播き時:3月~6月


外皮は黒緑、果肉はオレンジ色のかぼちゃで、直径15cmほどで収穫します。日本でよく見る黒皮栗タイプの品種で、煮込み料理・スープ・シチューなど幅広い料理に使えて甘味があります。

 


昨年5月上旬にポットへ種まき。30日ほどたった5月下旬に定植しました。

 


種まきから50日ほどたった6月中旬には、摘心を行いました。
子づるを3本仕立てにして、実がつきやすいようにしていきます。

 

 


種まきから80日ほどたった7月中旬。連日気温が高かったため、生育スピードも早くなってきています。
実もついてきて外皮が黒緑になった頃、収穫適期に!

 

ケール(レッドロシアン/コラードタイプ/赤軸)
・播き時:3月~7月


一般のケールと比較して葉が柔らかく甘いので、ベビーリーフで食べても大変おいしいです。
葉が柔らかい品種なので、刻んで生のままサラダにまぜたり、炒め物にしてもおいしく食べられます。

 


昨年3月上旬に、セルトレイへ種まき。25日ほどたった4月下旬に3号ポットへ鉢上げしました。
すでにケールの葉の特徴でもある「ギザギザ」の形になってきています。

 


その後畑へ定植し、種まきから75日ほどたった5月下旬には収穫適期になってきました。
見た目が柔らかそうなケールで、実際に食べてみると本当に柔らかくて食べやすい!

 


このケールなのですが、葉を切ったところからもまた成長していくので長く収穫を楽しむことができます!

 

つるなし金時豆/ブッシュビーンズ/赤インゲン(カナディアンワンダー)
・播き時:3月~7月


つるなしタイプの赤インゲン。莢の中の真っ赤な豆を食べます。一莢に5粒前後豆が入っています。アメリカ南部料理「チリコンカルネ」やメキシコの豆料理には欠かせない品種で、和食の金時豆にしても美味しいです。
 


昨年4月下旬にポットへ種まき。25日ほどたった5月下旬に定植しました。

 

 


種まきから50日ほどたった6月中旬には莢(さや)ができていました!

 


種まきから70日ほどたった7月上旬には収穫適期に入りました!
莢の中の赤い豆が食べられる部分です。

つるなしタイプの金時豆のため、支柱いらずで育てやすいです。

 

今回ご紹介した3品種は6月まで種まきできます。気温が上がってくるため生育スピードが早くなるかもしれません。ぜひ育ててみてください!

 

今回ご紹介した有機種子

かぼちゃ(黒皮栗)の有機種子はこちら
つるなし金時豆/ブッシュビーンズ/赤インゲン(カナディアンワンダー)の有機種子はこちら
ケール(レッドロシアン/コラードタイプ/赤軸)の有機種子はこちら

 

株式会社グリーンフィールドプロジェクト
白井 賢太朗 Kentaro Shirai

東京都出身。2020年岩手大学農学部卒業。学生時代にスイスの有機農家さんの元で農業研修を受けた事をきっかけに農業の魅力に惹かれる。大学卒業後は、養鶏場・野菜農家さんの元で働き、2022年10月にグリーンフィールドプロジェクトに入社。自社の畑・田んぼを運営。日々奮闘中です!

 



グリーンフィールドプロジェクトでは、日本の固定種を残していきたい想いから、2017年6月21日よりSAVE THE SEED (セーブ・ザ・シード)プロジェクトの活動をしています。

現在、種苗会社のブリーダー経験者の方や、自然農法国際研究開発センターのプロの育種家の方などから技術教育を受けながら、有機の種での育種・採種に取り組んでいます。