フレンチマリーゴールドの育て方
フレンチマリーゴールドの育て方のポイントは? | グリーンマーケット編集部
フレンチマリーゴールドを種から育てる方法をご紹介!育てやすい環境、種まきの時期や収穫時期、保存方法、フレンチマリーゴールドに寄ってくる害虫についてご紹介します!
フレンチマリーゴールドとは?
フレンチマリーゴールドは一重咲きタイプ(花びらが重なっていない状態)で、濃いオレンジの色をしたお花です。
フレンチマリーゴールドの育てやすい環境
日当たり・風通しの良い場所で育てましょう。
フレンチマリーゴールドの種まき
フレンチマリーゴールドの種まき時期は、3月~5月で発芽適温(芽を出すために適した温度)は20℃〜25℃です。
1.土が乾燥していると発芽しにくいので、種を播く前にたっぷりと水をかけましょう。
2.ポットに2粒〜3粒種まきします。
3.種まき後、5日〜6日くらいで発芽します。それまでは、土の表面が乾燥しないよう土の表面に水やりをしましょう。
フレンチマリーゴールドの育て方(発芽後)
発芽して、草丈が10cm程度になった頃に植え替えます。表面の土が乾いたらたっぷり水をかけましょう。
フレンチマリーゴールドの収穫時期
種まきから40日〜60日で開花し始め、夏季に咲き続けます。
フレンチマリーゴールドの病害虫
●病気
灰色かび病(ボトリチス病)というカビが原因の病気になることがあります。花びらやつぼみにシミができたり、茎や葉に灰色のカビが生えます。梅雨の時期に発生することが多いため、日当たり・風通しの良い場所で管理しましょう。カビやシミを見つけたら早めに取り除きましょう。
●害虫
アブラムシ、ハダニ、ヨトウムシなどの発生が稀に見られることがあります。見つけしだい捕殺してください。特に葉裏につくことが多いため、こまめに確認しましょう。その中でも、特にヨトウムシには注意してください。日中は土の中で眠っていますが、「夜盗虫」という名の通り夜になると活動を開始します。野菜の葉脈を残して、やわらかい部分の葉をほとんど食べつくしてしまうため、一晩で丸坊主になることもあります。
また、コンパニオンプランツとして相性がよいのは、トマト、キュウリ、ナス、大根、カブなどです。害虫を遠ざけたり、お互いの成長を助け合ったりする効果があるとされています。特にトマトの天敵のアブラムシはフレンチマリーゴールドの香りを苦手とするので、一緒に植えればアブラムシを遠ざけてくれるとされています。
フレンチマリーゴールドの楽しみ方
フレンチマリーゴールドは、暑すぎる時期に花が咲かなくなることもあります。草丈を半分くらい切り戻すと秋に再び花を咲かせるため、長い期間楽しむことができます。
●コンパニオンプランツにおすすめの有機種子