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コーンフラワー(矢車菊)の育て方のポイントは? | グリーンマーケット編集部

コーンフラワーの育て方

コーンフラワー(矢車菊)を種から育てる方法をご紹介!育てやすい環境、種まきの時期や収穫時期、保存方法、コーンフラワー(矢車菊)に寄ってくる害虫についてご紹介します!

 

コーンフラワー(矢車菊)とは?

コーンフラワー(矢車菊)とはハーブの種類で、きれいな青色のエディブルフラワーです。英名の「コーンフラワー」は小麦の花という意味があり、和名の「矢車菊(ヤグルマギク)」は5月5日の端午の節句が近づくと咲き始めて、その形がこいのぼりの先端に似ていることに由来すると言われています。

 

コーンフラワー(矢車菊)の育てやすい環境

コーンフラワー(矢車菊)は高温多湿を嫌うため、日当たり・風通しが良い場所で育てましょう。

 

コーンフラワー(矢車菊)の種まき

コーンフラワー(矢車菊)の種まき期間は9月~10月(冷地は3月)で、発芽適温(芽を出すために適した温度)は15℃~25℃です。

1.土が乾燥していると発芽しにくいので、種を播く前にたっぷりと水をかけましょう。
2.セルトレーかポットに種まきします。
3.種まき後は、土の表面が乾燥しないよう土の表面に水やりをしましょう。

 

コーンフラワー(矢車菊)の育て方(発芽後)

1.発芽してポットの本葉が5枚~6枚出てきたら、株間を25cm~30cmとって植え替えて乾燥気味に育てます。
2.湿度が高い環境に弱いので、土の表面が乾いてきたらたっぷり水を上げましょう。

<栽培のポイント>植え替える際は、根を傷めないように注意しましょう。

 

コーンフラワー(矢車菊)の開花時期

草丈が80cm~100cmに伸びて、翌年5月~7月に花を咲かせます。夏には枯れてしまいますが、種を取ることができれば翌年育てることも期待できます。

コーンフラワー(矢車菊)の病害虫

コーンフラワー(矢車菊)が気をつけなればならないのは「立ち枯れ病」です。高温多湿の時期に多く発生します。発生原因は生長期で葉が密集してしまい、葉の内側の気温が高まってしまうからです。「立ち枯れ病」になってしまうと、葉が変色し、名前の通り、根が腐って枯れます。生長期に摘芯を行い風通しよくすることで、「立ち枯れ病」を防ぐことができます。

また、アブラムシの発生が稀に見られることがあります。見つけしだい捕殺してください。特に葉裏につくことが多いため、こまめに確認しましょう。

 

コーンフラワー(矢車菊)の楽しみ方

コーンフラワー(矢車菊)はエディブルフラワーでくせがなく柔らかい風味なので、花びらをサラダ、お菓子、ハーブティーやカクテルなどに入れて楽しめます。また、きれいな青色の花なので観賞用にするのもおすすめです。