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夏野菜の成長をサポートする支柱について

株式会社グリーンフィールドプロジェクト
白井 賢太朗 Kentaro Shirai

東京都出身。2020年岩手大学農学部卒業。学生時代にスイスの有機農家さんの元で農業研修を受けた事をきっかけに農業の魅力に惹かれる。大学卒業後は、養鶏場・野菜農家さんの元で働き、2022年10月にグリーンフィールドプロジェクトに入社。自社の畑・田んぼを運営。日々奮闘中です!



こんにちは!

グリーンフィールドプロジェクトの畑と田んぼの栽培を担当している、白井賢太朗です。

ここのところ30℃を超える日が多くなり、夏野菜もすくすく成長中!
きゅうり、ピーマン、ミニトマト、ズッキーニ、とうがらし、いんげんなどを収穫できるようになってきました。

そんな夏野菜の栽培には、生育を支えるためにたくさんの支柱が必要ですよね。
ホームセンターに行っても様々なサイズがあるので、選ぶのに迷います。今回は自社の畑で使用している支柱についてご紹介します!

 

支柱の太さについて

支柱の太さは何種類もあると思いますが、今回は下記4種類のサイズを基準にしました。

・Φ8(太さ8mm)
・Φ11(太さ11mm)
・Φ16(太さ16mm)
・Φ20(太さ20mm)

上記4種類の支柱を揃えると、後々、どの野菜に何のサイズの支柱を使っていたかがわからなくなりそうです。そのため、一番小さいサイズΦ8(太さ8mm)、一番大きいサイズΦ20(太さ20mm)の2種類に絞って使用することにしました。一番大きいサイズの支柱の種類はストレート型(イボ竹)支柱になります。ヒモがずれにくく、ツルも絡まりやすいイボ竹は使用しやすいためです。

 

支柱の使用用途

・一番小さいサイズΦ8(太さ8mm)
夏野菜を定植後、仮支柱として使用しました。

・一番大きいサイズΦ20(太さ20mm)
夏野菜の成長タイミングを見て、本支柱として使用しています。

 

本支柱Φ20(太さ20mm)の使用用途

一番大きいサイズの支柱は、ミニトマト・ピーマン・きゅうり・なす・とうがらしなど、多くの野菜の成長を支えています。

中玉トマト(メニーナ)。強い雨にあたると身が割れてしまうため、トンネル型(アーチ型)にしています。

 

ピーマン数品種は2本仕立て。

 

きゅうり数品種は直立型。

 

ナス数品種は3本仕立て。

唐辛子(ハラペーニョ)。
支柱は1本仕立てにしていますが、この後の成長に合わせて2本仕立てにします。


いろいろな夏野菜がすくすくと成長していて収穫が楽しみです!

 

支柱の選び方はさまざま

圃場の場所、広さ、見た目をどうしていきたいかによって支柱の選び方はさまざまだと思います。
最初に決めることでどの支柱を揃えるとよいかが見えてくるのかもしれません!

 

最近では、トンネル型(アーチ型)の支柱に金属を使用しているのを見ることがあります。
この場合は、きゅうり・つるありインゲンなどの品種を絞っての栽培向きで、また、金属の支柱のためコストが上がってしまうのではないかと思いました。

今回は、一番小さいサイズΦ8(太さ8mm)、一番大きいサイズΦ20(太さ20mm)で揃えてコストを抑えめにしました。2種類の支柱で揃えたことで、多品種の夏野菜を育てることができ管理がしやすいです!


支柱を選ぶ際には参考にしてみてください!