タイムの香りのスペイン風スープ
またしても、タイム・・・。タイムが余っているのだ・・・。
ということで、スペインの料理サイトを検索すると、“タイムのスープ”なるものを随所で発見。
“スペインのカタルーニャ地方に伝わるおばあちゃんの味”としてメジャーらしく、様々なサイトでレシピが紹介されている。
このタイムのスープ、基本的に、“タイムと卵とパンは必須!”らしいが、スープの種類に関してはチキンスープやトマトスープなど、余ったスープでよい、みたいな感じで特にこだわりはないようだ。
で、今回は自分の好みもあって、トマト風味のスープに決めた。
材料 (2人前):
トマト 2個
ニンニク 一かけ
タマネギ 4分の一
ベーコン 大さじ2
スープの素 1個
水 400㏄
しお、こしょう 適量
オリーブオイル 適量
タイム 2~3枝
たまご 2個
食パン 2枚
作り方は、またしてもカンタン。
1.フライパンにオリーブオイルを熱し、ニンニク・タマネギ・ベーコンを炒める。
2.ある程度火が通ったらざく切りにしたトマトとタイムの葉、スープの素、水を入れ、しおとこしょうで味付けし、スープの完成。
3.皿にトーストした食パンを一口大に切って盛り付け、その上に生卵をそっと盛る。
4.3.にアツアツのスープをかけてできあがり!
これを作ってみての感想は、ずばり「激ウマ!」でした。
二日酔いの朝に効きそうだ。
あと、風邪にもよさそうだ。
そして、なんとなくコンセプトが日本のおかゆに似ている・・・
と思って調べてみると、本場、スペインのカタルーニャ地方では、おばあさんが寒い季節になると、このタイムのスープを作ってくれる、とある。
タイムは肺や気管によいハーブだし、寒い季節の風邪予防によいので、理にかなっているようだ。
スペインのおばあちゃん、さすが。
本場のスープは、食パンのかわりに古びたフランスパンを使うらしいが、我々日本人の一般家庭では逆に“古びたフランスパン”なんて常備していないので、ここは食パンをトーストして使用。
パンがかなりスープを吸い込むので、スープは多めに作ったほうがよい、と反省。
ワンプレートで済むし、スープは前日に作っておけばいいので、忙しい朝に重宝しそうである。
☆ タイムの有機種子を無農薬・無化学肥料で育てたものを、調理しています。