有機のタネの専門店〜有機の固定種・在来種・自然栽培の種 F1有機種子など多数〜

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こちらのビーツは、19世紀に欧米で人気になった「エジプトビーツ」と呼ばれる根菜です。

 

「エジプト」という名前がついていますが、ドイツが原産。

 

う~む、紛らわしいですね。てっきりエジプトが原産だと思っちゃいます。

 

これには、意外な背景があったのです。

 

 

ナポレオンが巻き起こしたエジプトブーム

 

話の始まりは、1800年代のヨーロッパ。

 

当時、有名なナポレオンのエジプト遠征に沸く西洋社会は、文化も言語も全く違う国「エジプト」に注目。

 

芸術、宗教、その他いろいろなグッズに「エジプトの」という冠をつけるのがブームだったそうです。

 

そのころ出回っていたビーツがこちらの「エジプトビーツ」。

 

ドイツが原産ですが、「エジプト」とつけたほうがなんとなく魅力的、とエジプトブームにあやかってネーミングされました。

 

一般的な丸形のビーツと比べ、形はフラット。

 

皮は滑らかで、キリッとまっすぐ伸びた根っこが特徴。

 

1860年代にヨーロッパからアメリカに紹介されるや否や、アメリカでもたちまち人気に。

 

その後も世界中で品質の良さが称賛され、今日まで愛され続ける品種です。

 

ナポレオンの時代から続くビーツだなんて、なんだかロマンを感じます。

 

 

シンプルに素材の味を楽しみたい食材

 

赤紫色がお料理をはなやかにしてくれるビーツ。

 

細切りにしてサラダに、酢漬けなどにして楽しめます。

 

シンプルに、ビーツを蒸してバターと塩、レモン汁などをかけて食べるというのもおすすめ。

 

オリーブオイルで炒め、熱々に塩をかけて食べる。それだけでも最高です!

 

もちろん、ビーツと言えば「ボルシチ」。自分で栽培したビーツでボルシチというのもなかなか楽しいですね。

 

ボルシチ

 

ビーツを使った「ボルシチ」のレシピはこちら>>

 

▼ビーツの有機種子はこちらでお求めいただけます。

ビーツの種