2年目のお米作り
今年で2年目を迎えた「なるべく有機栽培でお米づくりプロジェクト」。
昨年、初めてのお米作りで学んだことを生かすべく2年目の挑戦です!
まずは田んぼに水を入れ、代掻き(しろかき)。
コンバインは地元の農協さんにご協力いただきました。
代掻き後は空を映すくらいきれいな水面!
カモさんも遊びに来てくれました!
昨年の種もみを使って、自社でも苗づくりにチャレンジしました!
2022年6月4日。田植えイベント当日。
↑開始前のスタッフのくつろいだ様子。
埼玉の自然農のコシヒカリ苗と、自社の苗で準備万端!
地元神奈川県のやまゆり生協さんにもご協力いただき、約50名様に参加いただきました!
これまた地元厚木の自然食カフェ「晴れ屋」さんに作っていただいたお弁当をみんなで食べました。
昨年、この田んぼで収穫したお米を使っていただき、感無量!おいしい~!
↑田植えから約1週間後、6月初頭から7月中旬まで雑草抜き。
子供たちもお手伝いしてくれた田んぼなので、
植え方がまっすぐではなく、除草機がなかなかきれいに入らないところも。
そんなところはスタッフが手作業で雑草抜きします。
けっこうきついです!
↑7月中旬から1か月弱、しっかり根付かせるため「中干し(なかぼし)」をします。
↑水を再投入後、10月1日、稲刈りイベント開催!
最初はおっかなびっくりカマを片手に稲刈りしていた子供たちも、すぐに慣れてシャッ!シャッ!っと手際よく刈れるようになりました。
ランチは厚木で地元野菜にこだわるレストラン「2343」さんのカレー!子供たちも大満足です!
↑10月15日、脱穀の開始です。
干した稲を足踏み機械にかけ、穂軸から穂を外していきます。
外した穂にも細かい藁などが混じっているので、ザルで振り分けます。
↑そしてついに!!先週、脱芒(のげとり)、もみすり、精米!
1反5畝(約1487平方メートル)を田植えするのに、大勢の大人で一日かかりましたが、田植え機があれば、たった一人で1時間もかからずに終えることができます。
機械を使えば、刈り取った稲を一つ一つ紐で縛る作業もいりません。
うむむ、やはり機械はすごいです!文明の利器を実感!
なるべく手作業で行う米作りはとっても大変でしたが、手でやったからこそ分かったこともたくさんありました。
例えば、手作業で行う田植えはとても一人でできる作業ではなく、みんなで集まるからこそできる作業で、昔は地域の絆を強めるための役割も担っていたのではないかな、と感じました。
あぜ道で遊ぶ子供たちも、田植えをしている自分の親が近くにいるから安心して楽しく走り回れたんだと思います。
そして、知らない者同士でも仲良く作業する親たちの背中を見て、自分たちがこれからどうやって社会でふるまっていけばよいかを自然に身につけていたのかなあ、と感じました。
稲作が日本社会に与えた社会構造的・感情的な影響などを肌で感じながらの米づくりでした。
今年は白米だけでなく、玄米も販売します!