高床式菜園はじめました!レイズドベッドで育てた野菜たち
こんにちは!
グリーンフィールドプロジェクトの畑の栽培を担当している、稲川です。
神奈川県厚木市で昨年よりお借りしている畑。この畑は木や竹に囲まれた涼しい環境で少し標高のある土地になり、わさびを栽培しています。
山の中の湿地のため作物を育てることが難しい場所です。そのため、レイズドベッド(地面よりも高く盛り上げて作られた花壇や畑)で野菜を育てています。今回はその様子をご紹介します!
レイズドベッドの特徴
「レイズドベッド(Raised Bed)」とは、地面よりも高く盛り上げて作られた花壇や畑のことです。20世紀のイギリスやアメリカの園芸文化の中で、現在の「木枠で囲んだ整ったレイズドベッド」が普及しはじめました。日本ではここ10年~20年ほどで注目されてきています。
地面より高い位置に植物を植えるため水はけが良く根腐れを防げ、水はけの悪い土地に最適です。また、地面と切り離されていることで雑草・害虫が少なくなると言われています。
レイズドベッドができるまで
今回は間伐した竹がたくさん余っていたのを再利用して、囲み部分を作りました。
竹で囲んだ枠の部分は、幅約2m・高さ約40cmくらいです。
ここの畑では何が育つかまだ分からなかったため、種取り用で育苗して余ったねぎを植え付け、ラディッシュ、大根、ニンジン、レタスなど野菜の種などをばらまきにしてみました。また土づくりの際は、こちらの畑の土の表面に薄く堆肥をひいています。
写真は種まきから30日くらいの様子です。
種まきから45日ほどたった2025年5月中旬。地面より高さがあることで水はけがよくなり、土が湿っている状態が続いていている影響か順調に育っています!
レタスはモサモサ感がたまらなくおいしそうです!
今回は、レイズドベッドで野菜を育てている様子をご紹介しました!レイズドベッドに興味のある方はぜひ取り組んでみてください!
株式会社グリーンフィールドプロジェクト
稲川 更平 Kohei Inagawa
茨城県出身。大学卒業後は塾講師の仕事をしていたが、友人の紹介で近所の有機栽培をしている農園に手伝いに行くようになり、農業の面白さに気付いて転職。農園では年間50種類以上の野菜を有機無農薬で育てていた。2024年11月、株式会社グリーンフィールドプロジェクトに入社。1ヵ月の研修ののち、自社の畑・田んぼの担当となる。