有機のタネの専門店〜有機の固定種・在来種・自然栽培の種 F1有機種子など多数〜

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ハーブティーの画像

株式会社グリーンフィールドプロジェクト代表

松﨑 英(まつざき ひで)

2010年、農業に憧れて脱サラ。有機の種に興味を持ち、2012年にグリーンフィールドプロジェクトを創業。日本になかった有機種子を初めて導入し、「ヨーロッパから輸入した有機種子」および「国内で採種した有機固定種」を販売。有機種子の普及をめざし日々奮闘中です!

 

こんにちは!グリーンフィールドプロジェクト代表の松崎です。

9月は徐々に気温が下がり秋らしい季節になってくるので、種まきもちょうどいい季節!
ガーデニング初心者でも、手軽にはじめられるハーブ栽培はとても人気です。

グリーンフィールドプロジェクトでは、約60種類のハーブの種を取り扱っています。

今回は、有機のタネ屋よりハーブティーにピッタリの、初心者でもプランターで栽培できるハーブをご紹介します!

 

 

ハーブとは

ハーブ(herb)とは、ラテン語で「草」や「草木」を意味するherba(へルバ)が語源とされています。
ハーブの歴史は古く、古代ローマ時代にまで遡ります。
料理の香り付け、ハーブティー、芳香剤、薬用、虫よけなど様々な用途で使われています。

 

ハーブ栽培のメリット

1.料理の幅が広がる

ハーブティーをはじめ、香りづけやトッピングなど、いつもと違う味や香りを楽しむことができるので料理の幅が広がります。

2.虫よけ効果がある

ハーブの種類によって害虫が苦手とする成分が含まれているので、害虫の被害にあいにくくなります。
また、コンパニオンプランツ(共存植物、共生植物)として違う野菜の種類を一緒に育てることで、お互いの生長を助け合ったりするなどの作用があります。

 

ハーブティーにピッタリのプランターで栽培できるハーブ5選!

初心者でも簡単にプランターで育てることができ、種まきできるおすすめのハーブをご紹介します。

 

1.ジャーマンカモミール

●播き時:3月〜5月、9月〜10月
●発芽適温:15℃~20℃
●生育適温:15℃~20℃

ジャーマンカモミールはハーブティーの中でも代表的な存在。
ふんわりと甘いリンゴに似た香りは世界中で愛されています。

鎮痛作用があるので頭痛を和らげたり、抗菌・抗炎症作用の効果が期待できます。

 

ジャーマンカモミールの育て方

1.プランターへ水やりをした後、種が隠れる程度の深さに種をばらまきします。

2.種まき後は、土の表面が乾いてきたら水やりをしてください。

3.発芽して本葉が5枚~6枚になってきたら、大きくなりそうな苗を残して25cm間隔に間引きます。
高温多湿を嫌うため、風通しのよい場所で育てましょう。

4.春まきの場合は3月〜6月、秋まきの場合は翌春〜初夏までに花を咲かせます。

 

ジャーマンカモミールの有機種子はこちら

 


2.タイム(コモンタイム)

コモンタイムの画像

●播き時:3月〜6月、9月〜10月
●発芽適温:20℃前後
●生育適温:15℃~20℃

コモンタイムは、ハーブティーをはじめ、地中海やヨーロッパの料理で肉・魚料理の香り付けとしてよく使用されます。
背丈は30cmほどまで伸びます。
ハーブの中でも強い殺菌力を持っているので、風邪やインフルエンザなどの予防に期待できます。

 

コモンタイムの育て方

1.プランターへ水やりをした後、種が隠れる程度の深さに種をばらまきします。

2.種まき後は、土の表面が乾いてきたら水やりをしてください。

3.発芽して葉が混みあってきたら、大きくなりそうな苗を残して20cm間隔に間引きます。
高温多湿を嫌うため、風通し・日当たりのよい場所で育てましょう。

4.種まきから3か月ほどで収穫できます。


コモンタイムの有機種子はこちら

 

 

3.セージ(コモンセージ)

コモンセージの画像

●播き時:3月〜4月、9月〜10月
●発芽適温:20℃前後
●生育適温:15℃~20℃

地中海原産のセージは、ヨーロッパでは古くから食用・薬用として愛用されているハーブ。
背丈は70cm~80cmまで伸びます。
抗菌作用に優れているので風邪の予防が期待できます。

 

セージ(コモンセージ)の育て方

1.プランターへ水やりをした後、種が隠れる程度の深さに種をばらまきします。

2.種まき後は、土の表面が乾いてきたら水やりをしてください。

3.発芽して本葉が5枚~6枚になってきたら、大きくなりそうな苗を残して間引きます。
高温多湿を嫌うため、風通しのよい場所で育てましょう。

4.葉が茂り始めたら先端部分の葉を収穫します。種まきから70日前後で収穫期を迎えます。

 

セージ(コモンセージ)の有機種子はこちら

 


4.レモンバーム(メリッサ)

レモンバームの画像

●播き時:4月〜6月、9月〜10月
●発芽適温:20℃前後
●生育適温:15℃~20℃

ミントの仲間で、葉はレモンの香りが特徴のレモンバーム。
ハーブティー・ポプリ・コスメ・虫よけ・薬用(解熱作用・消化作用)など、幅広い用途に使えます。サラダや魚料理のマリネにも最適です。

抗うつ作用があると言われており、緊張・不安などを鎮め心を落ち着かせてくれます。

 

レモンバーム(メリッサ)の育て方

1.プランターへ水やりをした後、種が隠れる程度の深さに種をばらまきします。

2.種まき後は、土の表面が乾いてきたら水やりをしてください。

3.発芽して本葉が5枚~8枚になってきたら、大きくなりそうな苗を残して30cm~50cmに間引きます。
高温多湿を嫌うため、半日陰で風通しのよい場所で育てましょう。

4.葉が茂ってきたら、若くやわらかい葉を茎先ごとハサミで切り取り収穫します。
春まきの場合は種まきから110日~120日前後、秋まきの場合はその年の収穫時期は短いですが、翌春から4月~10月下旬にかけて収穫できます。  

 

レモンバーム(メリッサ)の有機種子はこちら

 

 

5.ペパーミント

ペパーミントの画像

●播き時:3月〜6月、9月〜10月
●発芽適温:20℃~25℃
●生育適温:15℃~25℃

スーッとしたさわやかな香りが特徴で気分をリフレッシュさせてくれるペパーミント。
お腹の調子を整える働きがあります。

 

ペパーミントの育て方

1.プランターへ水やりをした後、種が隠れる程度の深さに種をばらまきします。

2.種まき後は、土の表面が乾いてきたら水やりをしてください。

3.発芽して本葉が5枚~10枚になってきたら、大きくなりそうな苗を残して2株~3株に間引きます。
高温多湿を嫌うため、半日陰で風通しのよい場所で育てましょう。

 

ペパーミントの有機種子はこちら

 

摘みたてのハーブをティーに!

ハーブティーの画像

自分でハーブを栽培すると、摘みたてでティーを作れます。
葉を茎からはずして1枚ずつにして、お湯で注いで蒸らすだけ。

1種類または、複数の種類をブレンドして楽しむことができます。

葉を乾燥させれば日持ちさせることができますよ。

 

プランター栽培のメリット

1.気軽に始められる

プランターなら、ベランダの空きスペースで場所を取らないので気軽に始められます。

2.気候の影響を受けにくい

大雨や急激な温度変化があった場合に、すぐプランターを室内に移動できます。貸農園や畑に比べて気候の影響を受けにくいです。

3.直射日光を避けられる

野菜が育つためには日光が必要ですが、真夏の時期は気温が高いので土がすぐに乾いてしまいます。プランターだと、直射日光を避けて日陰に移動することができるので、野菜を枯らす心配がないです。

4.雑草抜きが簡単

貸農園や畑は面積があるのであっという間に草が伸びてしまいます。プランターは限られたスペースなので、お手入れのついでに簡単に雑草抜きができます。

 

気軽に始められるエコプランターはこちら

 

プランター栽培に必要なもの

・プランター

・土 

※GFPオリジナル有機培養土はこちら

・肥料(2か月以上栽培する場合が使用の目安です。1ヵ月程度の短期栽培であれば必要ありません)

・種

・じょうろ

・シャベル

・収穫用はさみ

 

プランターは様々な形状のものがあるので野菜の特徴、スペースなど環境に応じて選びましょう。また、背が高くなる野菜は支柱、虫に弱い野菜は防虫ネットが必要な場合があります。

 

プランター栽培で注意すること

・土の表面が乾いてきたらたっぷりと水やりをしてください。鉢の底から水がしみ出るまでたっぷり水やりをすることが大切です。真夏の気温が高い時間帯に水やりをすると蒸し焼き状態になってしまうので、真夏の時期は早朝に行いましょう。

・プランターは使用する土の量が多くない分、水分が早くなくなり乾燥します。そのため水やりの回数が多くなります。

・ベランダによって、日光が当たりにくいことがあります。そのため、日光が当たりやすいよう適度に間引きを行う必要があります。

 

今回は、ハーブティーにピッタリの、初心者でもプランターで栽培できるハーブをご紹介しました。
こだわりの有機のタネから、ぜひハーブを育ててみてください!