2025年、第1圃場でのハーブ栽培の様子!
第1圃場でのハーブ栽培の様子!
こんにちは!
グリーンフィールドプロジェクトの畑の栽培を担当している、稲川です。
弊社の第1圃場では、ハーブの種とりをメインにおこなっています。現在、自社で栽培をおこなっていて販売につながっている品種もあれば、販売につなげようと試験栽培している品種もいくつかあります。今回はハーブ栽培の様子についてご紹介します!
エキナセア(プルプレア/ピンク)
こちらの畑をお借りしてから数年種とりをおこなっていて、種の販売にもつながっているエキナセア。背丈は1m前後まで伸び、切り花として使えます。花びらはエディブルフラワー(食用)としてもおすすめです。
宿根草(しゅっこんそう)のため冬場には地上部は枯れますが、根は生きているので翌年また芽を出して花を咲かせます。
目の前で見るとピンク色の花びらが美しく、思わずアップで写真を撮りたくなるほどです!
ダリア(試験栽培中)
試験栽培中のダリア。夏(6月頃)から秋(10月頃)にかけて開花するので、長い期間季節の花として楽しめます。一般的には、草丈は小さいもので30cm~2mを超えるものまでさまざまあります。
ダリアの断面。シックな赤い色合いがとてもおしゃれです!
キキョウ(試験栽培中)
こちらも試験栽培中のキキョウ。夏から初秋にかけて星形の青紫色や白色などの花を咲かせます。日本文化との関わりでは家紋(桔梗紋)としても有名なんだとか!
キャットミント(試験栽培中)
同じく試験栽培中のキャットミント。5月〜9月頃に青紫色~淡紫色の小さな花が咲きます。葉は柔らかくギザギザした形。ミントのような香りがありますが主には観賞用として使われています。ネペタラクトン(nepetalactone)という成分を含み、猫が好む香りを放つんだとか!
猛暑の中でも夏の間に花を咲かせるハーブ類を観賞できるのは癒しの一つ!試験栽培中のハーブは今回ご紹介した以外にもいくつかありますが、このあと季節の変化とともに種になっていきます。種取りをおこなった後に発芽試験をクリアすれば販売につながります。それまで楽しみに見守っていきたいと思います。
現在販売中のハーブ
株式会社グリーンフィールドプロジェクト
稲川 更平 Kohei Inagawa
茨城県出身。大学卒業後は塾講師の仕事をしていたが、友人の紹介で近所の有機栽培をしている農園に手伝いに行くようになり、農業の面白さに気付いて転職。農園では年間50種類以上の野菜を有機無農薬で育てていた。2024年11月、株式会社グリーンフィールドプロジェクトに入社。1ヵ月の研修ののち、自社の畑・田んぼの担当となる。