ただ今、6か月の息子の世話に明け暮れています。
毎日少しずつ成長している姿を見るのが楽しみです。
ところで、赤ちゃんと言えば、オムツ。
うちは、布オムツにするか、紙オムツにするか迷っていましたが、
結局、紙オムツに落ち着きました。
紙オムツ・・・ゴミになる量が半端ないです!
紙オムツは便利な反面、環境のことを考えると、う~ん・・・。
かといって、布オムツも、洗濯する量が半端なく多いので、
水をたくさん使うし、手間もかかります。
そこで、今、トレンドに敏感なニューヨーカーの間で流行っているのが
“オムツ無し育児”。
Elimination Communication(EC) と呼ばれるもの。
“Elimination”は「排せつ」、“Communication”は「対話」という意味。
つまり、赤ちゃんのおしっこやウンチのタイミングを見計らい、
親と赤ちゃんの間で排せつのリズムをうまく作りながら、
“オムツなしで” 排せつトレーニングをやっていこう!というもの。
練習を重ねると、赤ちゃんが排せつの時に送る何らかのサインを親がちゃんと
理解できるようになると同時に、赤ちゃんも自分の排泄のタイミングを
コントロールできるようになるらしい。
で、サインが出たら、排せつの前にボールなどの受け皿を赤ちゃんのところに持っていく、
というやり方。
インドやアフリカで、オムツをしていない赤ちゃんが多数見受けられるのに、
室内や道端での思わぬおもらしや粗相が意外と少ない、
ということから研究がすすめられ、広まってきた排せつトレーニングの方法、とのこと。
そうか、紙でも布でもなく“無し”に解決策を求めたのか・・・ニューヨーカーよ・・・。
確かに、オムツってかぶれそうだし、
南の島で裸で暮らしている赤ちゃんの映像なんかをテレビで見るたびに、
「うちの子にも、ああいう“オムツ無し”生活の開放感を味わわせてあげたい!」
とは思っていましたが・・・。
特に、夏なんて蒸れてかわいそうだよ、わが子よ・・・。
このECを実践しているニューヨーカーも、24時間、レストランでもどこでも実践している
わけではなく、軽い昼寝の時や、木陰に連れて行きやすい公園などで実践しているとのこと。
環境のため、というより、子供がオムツ無しで過ごすほうが自然な姿だし、快適だろうから、
という理由で実践している人が多いみたいです。
うちも、この夏、ひっそりと海辺でやってみようかなあ。
ニューヨークタイムズ紙の記事はこちら