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西洋むらさき大根の株間の違いを実験しました! | グリーンマーケット編集部

株式会社グリーンフィールドプロジェクト代表

松﨑 英(まつざき ひで)

2010年、農業に憧れて脱サラ。有機の種に興味を持ち、2012年にグリーンフィールドプロジェクトを創業。日本になかった有機種子を初めて導入し、「ヨーロッパから輸入した有機種子」および「国内で採種した有機固定種」を販売。有機種子の普及をめざし日々奮闘中です!

 


 

この春より販売を開始した、西洋むらさき大根(ブルーオウタムアンドウィンター)の種。
鮮やかな紫色の表皮に純白の果肉でずんぐりとした短根。

70日~90日で収穫できる早生品種です。


一般的な大根の株間を調べてみると、20cm、25cm、30cm・・・とさまざま。

せっかくならば、株間の違いで西洋むらさき大根がどのように育つのか、
グリーンフィールドプロジェクトの専用畑で実験しました!


西洋むらさき大根は、一般の大根に比べて短根のため株間は狭めにとります。

株間5cm、株間10cm、株間15cmでそれぞれ種まきしました。

 

種まきから約1ヵ月後の畑


株間15cm間隔の大根は葉が短い!?

他より株間が広いことによって、葉が縦に伸びず横に広がっています。

株間5cm間隔、10cm間隔の大根の葉は縦に伸びているので
間隔が狭いからなのだと思います。

 

 

種まきから約2ヵ月後の畑


試し掘りしてみました!
株間15cm間隔の大根が、他と比べて一番が根が大きくなっていました。

株間を広くとっていることで、大根が育ちやすくなって根が大きくなっているのでしょうか!?

 

 

大根の種をまく時には下記で悩むことがあるかもしれません。


・間引きの手間を減らすため、はじめから株間を広めにとって種まきする。

・種まき後、芽が出なかったときに再度蒔きなおすのが手間。はじめから株間を狭めにとって種まきをして適宜間引きを行う。


どちらも正しいのではないでしょうか。やりやすい方で栽培してみてください。


ちなみに・・・私ははじめから株間を広めにとって種まきをする方が好きです。