あばしゴーヤの種とり2年目!
あばしゴーヤの種とり2年目!
こんにちは!
グリーンフィールドプロジェクトの畑の栽培を担当している、落合です。
沖縄が原産とされているあばしゴーヤ。そんな貴重な国産の種を繋いでいきたいとの思いから、昨年種とりをおこない、今年より販売開始しています。今年もゴーヤの栽培・種とりをおこないました。今回はその様子をご紹介します!
昨年のゴーヤの種とりについてはこちら
ゴーヤの栽培方法
今年の会社の畑では、技術教育で学んだ「草生栽培」を全面的に取り入れていて、ゴーヤも「草生栽培」でおこなっています。
※草生栽培とは・・・作物以外の草を生やして栽培する農法のこと。
弊社の草生栽培の様子はこちら
ゴーヤ栽培の様子
2023年に種とりしたゴーヤで育苗し、2024年5月末に定植。昨年はネットのみで栽培しましたが、今年は収量を増やすため、畝を増やしアーチパイプを使って栽培しました。
草生栽培のため、ゴーヤ(作物)を栽培する畝、草生(緑肥)の畝、ゴーヤ(作物)を栽培する畝・・・と交互に配置しています。
定植後には、葉に斑点が出るという生理障害が起きている株もありました。養分不足の影響なのか、このまま様子を見ます。
定植から約30日後の6月下旬にはつるをまいてきて、葉に斑点が出ていた株も順調に育ってきました。
7月中旬~7月下旬には花が咲いて実ができはじめて、暑さの影響からか一気に生育が進みました!
8月中旬の様子。上にまで伸びてゴーヤトンネルに!アーチパイプでの栽培は昨年に比べて収量が上がり、たくさん実がついたため種とりが楽しみです。
すでに熟して種ができているのも!穴が開いているのはゴーヤの種が自然に地面へ落ちようとしているためです。
連日の猛暑でかなり作業も厳しかったのですが、ゴーヤトンネルで少しだけ涼めました!
一部のゴーヤの種はカビが生えてだめになってしまったため、取り除きました。草生栽培1年目のためまだ地力が弱い状態でしたが、今年もあばしゴーヤの栽培・種取りを無事に終えることができほっとしています。
このあとは発芽試験に合格すれば、また来年より種を販売する予定です!
今回は、2024年のゴーヤの栽培・種とりをおこなった様子についてご紹介しました。
とても育てやすい野菜なので、興味のあるかたは来年ぜひ取り組んでみてください!
今回ご紹介した商品
苦瓜(ニガウリ)/ゴーヤ(あばしゴーヤ)
苦みが少ない品種。果長は20~25cm、果径は7~10cmの肉厚でずんぐりした形です。油炒め・おひたし・佃煮など色んなレシピが楽しめます。
●播き時:4月~7月下旬
●収穫開始期:種まきから80日前後