有機のタネの専門店〜有機の固定種・在来種・自然栽培の種 F1有機種子など多数〜

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株式会社グリーンフィールドプロジェクト代表 

松﨑 英(まつざき ひで)

2010年、農業に憧れて脱サラ。有機の種に興味を持ち、2012年にグリーンフィールドプロジェクトを創業。日本になかった有機種子を初めて導入し、「ヨーロッパから輸入した有機種子」および「国内で採種した有機固定種」を販売。有機種子の普及をめざし日々奮闘中です!

 

こんにちは!グリーンフィールドプロジェクト代表の松崎です。いよいよ春の種まきシーズン到来ですね。

最近、食や健康への関心が高まって家庭菜園をはじめる人が多くなったと感じています。いきなり畑を借りるにはハードルが高いこともありますよね。

まずは手軽にプランターで種から野菜を育ててみませんか?

今回は有機のタネ屋より、初心者でも簡単にプランターで育てることができ、春に種まきできるおすすめの野菜や育て方をご紹介します!

 

プランター栽培のメリット

1.気軽に始められる

プランターなら、ベランダの空きスペースで場所を取らないので気軽に始められます。

2.気候の影響を受けにくい

大雨や急激な温度変化があった場合に、すぐプランターを室内に移動できます。貸農園や畑に比べて気候の影響を受けにくいです。

3.直射日光を避けられる

野菜が育つためには日光が必要ですが、真夏の時期は気温が高いので土がすぐに乾いてしまいます。プランターだと、直射日光を避けて日陰に移動することができるので、野菜を枯らす心配がないです。

4.雑草抜きが簡単

貸農園や畑は面積があるのであっという間に草が伸びてしまいます。プランターは限られたスペースなので、お手入れのついでに簡単に雑草抜きができます。

 

気軽に始められるエコプランターはこちら

 

プランター栽培に必要なもの

・プランター

・土 

※GFPオリジナル有機培養土はこちら

・肥料(2か月以上栽培する場合が使用の目安です。1ヵ月程度の短期栽培であれば必要ありません)

・種

・じょうろ

・シャベル

・収穫用はさみ

プランターは様々な形状のものがあるので野菜の特徴、スペースなど環境に応じて選びましょう。また、背が高くなる野菜は支柱、虫に弱い野菜は防虫ネットが必要な場合があります。

 

プランター栽培で注意すること

・土の表面が乾いてきたらたっぷりと水やりをしてください。鉢の底から水がしみ出るまでたっぷり水やりをすることが大切です。真夏の気温が高い時間帯に水やりをすると蒸し焼き状態になってしまうので、真夏の時期は早朝に行いましょう。

・プランターは使用する土の量が多くない分、水分が早くなくなり乾燥します。そのため水やりの回数が多くなります。

・ベランダによって、日光が当たりにくいことがあります。そのため、日光が当たりやすいよう適度に間引きを行う必要があります。

 

春に種まきできるおすすめの野菜5種

支柱や防虫ネットがいらず、小さいプランター(幅10cm〜20cm程度)で育てることができるおすすめの野菜をご紹介します。

 

1.サラダミックス

リーフレタス・水菜・ロケット・マスタード・スイスチャードなどがミックスされたベビーリーフです。

●播き時:周年

●発芽適温:20℃前後

●栽培期間:約1ヵ月

 

サラダミックスの育て方

1.プランターへ水やりをした後、種が隠れる程度の深さに、幅1cm間隔を目安に種をばらまきします。

2.種まき後は、土の表面が乾いてきたら水やりをしてください。

3.発芽して本葉が2枚~3枚になってきたら、大きくなりそうな苗を残して3cm〜5cm間隔に間引きます。間引いたサラダミックス(ベビーリーフ)はそのまま食べられます。

4.種まきから1ヵ月ほどで収穫できます。

※肥料は不要です。

 

サラダミックスの有機種子はこちら

 

2.ベビーリーフ~ロケットルッコラ~

地中海原産で栄養価の高い野菜です。葉が柔らかく、ゴマのような香りとほろ苦さが特徴です。

 

●播き時:3月〜6月、9月〜10月

●栽培期間:約1ヵ月

●発芽適温:15℃〜20℃

 

ベビーリーフ ロケットルッコラの育て方

1.プランターへ水やりをした後、種が隠れる程度の深さに、幅1cm間隔を目安に種をばらまきします。

2.種まき後は、土の表面が乾いてきたら水やりをしてください。

3.発芽して本葉が2枚~3枚になってきたら、大きくなりそうな苗を残して3cm〜5cm間隔に間引きます。間引いた葉はそのまま食べられます。

4.種まきから1ヵ月ほどで収穫できます。

 

ベビーリーフ ロケットルッコラの有機種子はこちら

 

3.バジル(スイートバジル)

トマトを使ったイタリア料理との相性抜群の香り豊かなハーブです。

●播き時:4月〜6月、8月〜9月

●栽培期間:60日~(脇芽を摘んでいけば数か月収穫できます)

●発芽適温:20℃~25℃

 

バジル(スイートバジル)の育て方

1.プランターへ水やりをした後、種が隠れる程度の深さに20cm~30cm間隔で2粒~3粒ずつ種まき(点まき)します。

2.種まき後は、土の表面が乾いてきたら水やりをしてください。乾燥に弱いため水切れを起こさないように注意してください。

3.発芽して本葉が2枚ぐらい出てきたら、大きくなりそうな苗を残して間引きます。間引きしたスイートバジルはそのまま食べられます。

4.草丈が20cm程度まで成長したら、先端を摘心もかねて摘みます。主枝の横から出てくる脇芽を伸ばすと、株が充実して収量を増やすことができます。種まきから60日ほどで収穫できます。

 

バジル(スイートバジル)の有機種子はこちら

 

4.丸葉小松菜

日本で自家採種されてきた黒葉系の小松菜です。葉色は濃緑色で照りがあります。おひたしや炒め物などにピッタリ。

●播き時:3月~4月、8月~9月

●発芽適温:20℃〜25℃

●栽培期間:30日~40日

 

丸葉小松菜の育て方

1.プランターへ水やりをした後、種が隠れる程度の深さに2cm〜3cm間隔で1粒ずつ種まき(筋まき)します。

2.種まき後は、土の表面が乾いてきたら水やりをしてください。

3.発芽して本葉が2枚~3枚になってきたら、大きくなりそうな苗を残して3cm〜5cm間隔に間引きます。間引いた丸葉小松菜はそのまま食べられます。

4.草丈が長くなりすぎる手前(15~20cm)で収穫できます。

 

丸葉小松菜の有機種子はこちら

 

 

5.二十日大根(深紅ラウンドタイプ)

小ぶりの丸型で、鮮やかな深紅色の二十日大根です。

●播き時:3月〜6月、9月〜10月

●発芽適温:15℃〜20℃

●栽培期間:30日〜50日

 

二十日大根(深紅ラウンドタイプ)の育て方

1.プランターへ水やりをした後、種が隠れる程度の深さに1cm間隔で1粒ずつ種まきします。

2.種まき後は、土の表面が乾いてきたら水やりをしてください。

3.発芽して、本葉が2枚になってきたら大きくなりそうな苗を残して、株間を5cmほどにして間引きます。

4.暖かければ30日弱、涼しければ40~50日で収穫できます。

 

二十日大根(深紅ラウンドタイプ)の有機種子はこちら

 

春の時期は冬に比べて気温が安定してくるので、比較的簡単に野菜を育てることができます。

栽培期間が短い野菜は、収穫後もすぐに種まきできて楽しめますよ。こだわりの有機のタネからぜひ育ててみてください!